景気が上向き上向き!と言ってるけど、
景気がいいのは大企業と一部の中小企業。
ほとんどの中小企業や低時給労働者たちには一切実感がないのが実際のところじゃないのかなぁ。
実際問題、この冬のボーナスカットをされた中小企業社員も多いのでは?
ピンチはチャンス。ボーナスカットされた時こそ、考えよう!
消えたボーナスはどこへ行ったのか?を見定めよ。創業家の私腹なのか次への投資なのか
ボーナスカットということは、本来支払われるべき会社の利益が、
あなたのボーナスにはならなかったということ。
ボーナスカットによって考えるべきは、そのカットされた利益が何に化けたのか?ということ。
ボーナスカットされた場合、本来支払われるべき創業者一族の所有する利益はどこにいったのか?を見極める必要があります!
中小企業の場合、大きく2つ。
1.創業家の私腹
2.次への投資
創業者の個人口座に消えるパターン
この図でいうと一番上の「一族の個人口座」の部分ね。
おそらく、1.創業家の私腹のパターンもあるかもねぇ。
正直、中小企業の帳簿なんていち社員がやすやすと見れるものでもないし、どうなってるかわかんないもの。
もし仮に社員が「もっと払えるだろ!!」といったとしても、
「払えないんだ・・・すまない・・・業績が」と嘘をつけば終わるんですよ…
こんな悲惨な話が私のクライアントさんでいました。
ある企業のポンコツ2代目社長が1代目会長の築き上げた会社を傾かせた。
社員は必死に頑張ってるものの業績は上がらず、ボーナスカットに。
会長がボーナスカットを発表し、落胆してる社員に対してその社長が、
「今度さぁ、ベンツ買い換えようと思うんだけど、どれがいいと思う?」
と新車の雑誌を社員の1人に見せてきたのだ。
もちろんそのポンコツ2代目は何も考えずに能天気に言い放っているのだ。。。
完全に消えたボーナスは創業家の私腹にまわっていたのだ!
やってらんない!!!となるわけだけど、
ほとんどの社員はやめなかった。
やめても次がないって思い込んでたかららしい・・・。
やってらんない!って思うのは自由だけど、
資本家(創業家)と労働者の関係だから、仕方がないんだわ。
それがいやなら、そんな労働者思いじゃない会社を変わるか、
自分が資本家側にまわるしかない・・・!ザイオンに回るしか…
創業者の私腹パターンでも、末期なのか?末期じゃないのか?は
「未来の話をするのかしないのか」で決まってくる。
在庫予算が少なくなったり、在庫予算がストップしたり、
取引先を大事にしなくなったり、会社の資産をやたら売りにだしたり
してたらもうその会社は末期。アウト。即刻転職を考えるべきです。
別に末期症状じゃなくても、創業家の私腹は肥えるくらい利益はあるのに、
それを労働者(社員)に一円も分配しないような会社とも
とっととおさらばしたほうがいいと思うなぁ。
次への投資に回しているパターン
この図でいうと増資・予算の部分。
次への投資のパターンだと、社長がいきなりやる気になってたり、社内制度が大変革されたり、大幅な人事異動が行われたり、とにかく変革の風が社内に吹き始めます。
これだとまだ残る価値はあるかもしれないけど、長年働いてる長老社員とか、変化がしんどい社員たちは大変だろうねぇ。
変革の空気についていけそうにないなら転職を考えたほうがいいかもね。
こういう場合って、自分より年下の社員とかがいきなり昇格したりとか普通にするから。
でもここで考えなきゃいけないのは、
ボーナスカットされるような業績を作ってきた原因の一部は自分にもあることをちゃんと意識すること。
ここで自責することで、少しでも会社の変革に前向きになれるなら、続けてみるのもいいかもね!
ちなみに、変革の風が吹かないようなら、その会社の先行きは怪しいから、転職を考えたほうがよさそう。
あ、でも本当に次への投資に使っているのか、判断が即時にはつきにくいのよね…
あと、結局次への投資ってのは会社のため、なので実質創業者一族のためってことだから・・・
従業員のボーナスカットの合理的理由にはならないわねw
どこへいっても通用するスキルは「結果を出すまでやり続ける粘り強さ」それがないと転職してもきつい
と言っても、ボーナスカットされて
「あーあなんでだよ」って落胆してるような人はだめだと思う。
ボーナスカットされるような業績しか作れなかった原因は
社員1人1人に、大なり小なりあるんです。
もちろん最高経営責任者である社長に大きな原因があることは
間違いないんだけど、社長にだけ責任があるわけじゃないってことは
絶対に心にとどめておくべきね。
結局、ボーナスカットされて、「あ、じゃぁいいっすわwやめまーすw」って簡単に転職できるような人材だったらボーナスカットくらいじゃ悩まないと思うの。
どういう人材はきっとどの会社に行っても通用するスキルを持っている人なんだと思います。
でも、ほとんどの人はそうじゃない場合が多い。
労働市場なんてそんなもの。
結局、芸術の領域とか、圧倒的なハイスキルを必要とする領域以外では、
別にその人じゃないできないことなんてほとんどないもの。
ましてや今後AI社会が到来していけば、もっともっとそうなってくる。
そうなると結局、どの業界・領域に行っても通用するスキルっていうのは
「結果を出すまで粘り強くやり続ける力」なんだと思います。
月1億円やれ!と言われたら何をやっても1億円以上の結果を出す人。
失敗しても何度もトライして結果が出るまでやり続ける人。
正直、今の転職市場とかって、別業種から別業種への転職なんていくらでもある話。
結局、転職市場とか労働市場で成功してる人って、結果出すまで粘り強くやり続ける人なんだよね!
これがないと、きつい。
ボーナスカットを期に自分を見つめ返してみるのもいいと思います。
・何か投げ出していることはないか?
・結果が出なくても「こんなもんか」と思ってる自分はいないか?
こんなこと言ってますけど、
別にそのスキルがあることが○で、なければ×ってわけでもないんです。
だってしんどいじゃないですか、結果出すまでやり続けることって。そんな意識高くない人だって多いはず。
っていうかボーナスカットで悩むような人は意識高くないからそうなっちゃってるわけでしょ?
月15万円もあれば暮らせる世の中で、何をそんなにびびってるの?
正直、ボーナスカットとかで悩んでる中小企業の社員の人って、
今がもらいすぎなだけかもしれないよ?
っていう考え方をしてみるのもありだと思う。
だって今、月15万円もあれば全然余裕で楽しく暮らせる便利で楽しい世の中になってるじゃない!
いやいやいやいや、東京で月15万円じゃとてもじゃないけど
暮らせないよ!っていう方。
だったら、本当に大阪とか福岡とかそれか四国とか、
家賃も物価も東京より低い土地に引っ越せばいいと思う。
そこだったら月10万円もあれば暮らせるよ。しかも、割と楽しく。
車があるなら売ればいい。持ち家があるならもう今売っちゃえ!
とにかく、生活の固定コストを極限まで下げる生活をしてみるといい。
それをやっても、本当になんの不自由もなく暮らしていけるのでw
本当にそうなんです。
私は今、家は他人の家の空き家を格安で借りてるし、車も売って、固定費といえば、
通信費と家賃と光熱費と外貨建ての生命保険代くらいかな。
私は別に収入が低いからそうしてるわけじゃないけど、車も別に必要な時だけカーシェアリングすればいいし、他人の空き家もその持ち主が帰ってくれば一緒に住めばいい。
そうすりゃさらに固定費は低くなるわね。
別に外貨建ての生命保険なんて誰でもやっておくべきものじゃないし、
通信費と家賃と光熱費さえ固定費であれば、余裕で楽しく暮らしていける。
もっとミニマムに生活すれば、月15万円もあればめちゃくちゃ
楽しく暮らせるよ!
って思えば、今の自分の給料は多いと思う人が多いんじゃないかなぁ。
自分の時間を引き換えに賃金を得るのは楽。だからそれでーじゃん!それがいやならリスクを負うしかないんだわ。
結局、労働者=従業員っていうのは自分の時間を引き換えに賃金を得てるわけですよね。
それは全然悪いことじゃないし、楽じゃん!
なんかやたら起業しろ!自分メディア作れ!みたいな社会人全人類フリーランス化を
叫ぶ人もいるけど、それがしんどい人だってたくさんいると思うんだわ。
でも創業家は創業家なりにいろいろとリスク負ってるんだわ。
銀行からお金借りるときには、もちビルがあればもちビル、
創業家の財産は100%抵当に入ってるしね。
もし会社がぶっ飛べば、責任は100%創業家にいくのが多くの中小企業。
だから極論すると、会社が倒産しても社員は職を失うだけだけど、
創業家は職も、家も財産も何もかも失うリスクがある。
そのリスクなしに時間とお金を交換できる労働者って
やっぱり楽よ。会社がつぶれたら、また別のどっかの資本家傘下で働けばいいんだしね!
もっと、楽に楽に!
ボーナスカットされてもいいじゃん!
あ、間違っても起業なんて考えないほうがいいよwほとんどの人にとっては。
この機会に自分自身の人生や働き方を見つめなおすいいきっかけにしてみては
いかがでしょうか?
本日はここまで!
seeya♡ beluckey♡