風の時代の賢い生き方

風の時代の賢い生き方を記します。この通り行動すれば、必ず人生は幸福になります。

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「破産者マップ」閉鎖に見る日本社会にはびこる洗脳

今話題の破産者マップさん、閉鎖しちゃいましたねー・・・( ;∀;)

nijisoku24.com

この閉鎖にいたった経緯などを見てると本当に、日本社会の現状が凝縮してるんですよ! 

破産者マップ閉鎖の経緯

そもそも、破産者マップとは何だったのかというと、

 

・官報掲載の破産者情報をマップ形式にして表示したサイト

です。
官報に掲載されている「破産者の情報」は誰でも見れるようになっていて、それはあくまで「テキストベース」だったのですが、それをマップ化しただけのサイト。
しかしこれが大炎上。おもに掲載された破産者たちがネガティブな反応をしました。

 

・破産者であることがバレやすくなり道を歩けなくなる
・破産者情報を見やすくして自分が破産者だとバレたらどうするんだ!

 

ということで集団訴訟等も検討されたようです。

 

で、結局破産者マップは閉鎖になったのです。

 
・官報に掲載されていた情報をマップ情報に変えただけ

なのですが、ここまで炎上してしまった今回の破産者マップ炎上。

 

もはやこの炎上の中にさまざまな社会の縮図が透けて見えるわけです(^_-)-☆

 

 

「借金ダメ」「失敗ダメ」洗脳

「破産者であることがバレたら恥ずかしい」

なぜでしょうか?

私の周囲には、破産者は割といますけど、私自身彼ら彼女らに対して「本当に恥ずかしい存在だな」などと思ったことは一度もありません。むしろ、「何かに挑戦して失敗したんだな。挑戦するなんてすばらしいじゃないか」と思うわけです。

 

そもそも「借金がダメ」という発想が結構あるようですけど、「お金がないから●●しない」くらいなら「お金を借りてでも●●するほうがいい」はずではないでしょうか?

 

お金ごときで人生のワクテカをあきらめなければいけないことのほうがつらいはず。
でも、「お金を借りる」ことが「恥ずかしいことだ」「危ないことだ」と感じる人が多い気がしますね。そもそも、「お金を借りる」ということは素晴らしいことなのですよ。なぜなら「お金を借りれるほどに信用がある」ことの裏返しなので♡


失敗だっていいじゃないですか!そもそもこの運ゲー社会の中で失敗するか成功するかどうかなんてわかんないんだからw
成功した人はもちろんすごいです!でも、失敗した人も別に「運ゲーからしょうがないよね、でも人生において挑戦したいことがあったことが素晴らしいじゃん」という評価でいいじゃないですか。だって、運ゲーなんだからwこの社会はw

破産者というのは「お金を借りて、失敗してる人」なので、「信用もあって、挑戦してた人」と言い換えられるわけです。

 

何を恥ずかしがる必要があるのでしょうか?
むしろ、素晴らしいことなのですよ。
破産者の人は破産したことの中に次に生かせるヒントは各自勉強すればいいと思いますけど、恥ずかしがる必要はないし、
破産者ではない人も「社会って運ゲーだから、次いつ自分が破産者になるかわかんないな。破産者って信用があって挑戦した人なんだ!おつかれ!」くらいでいいじゃないですか。

 

 

低抽象度洗脳。「言ってること」は同じでも「言い方」で人の反応は180度変わる。

結局、今回の破産者マップで、明かになった「破産者情報」は、
これまでも官報でいくらでも見れたわけです。
破産者マップで新しい何かが明らかにされたわけでもない。
なのに炎上した!

そう!
やっぱり世の中って「言ってることは同じでも、言い方によって人の反応は180度変わる」ということなのですよ!


そう、それは消費社会における消費トラップも同じ。
同じ商品でも、ブランディングによってバカ売れすることがあるのと同じ。

世の中って「言ってることは同じでも、言い方によって人の反応は180度変わる」ということなのですよ!

要は「言ってること」よりも「言い方」なのですよ。世の中、すべてそうなのです。

アイツ実力ないのに、出世してるなー
もそうじゃないですか。
「やってること」より「見せ方」。

あのサイトペラペラなのに、SEO高いなー
もそうじゃないですか。
「書いてること」より「見せ方」。

あの料理屋さんまずいのに、客入ってるなー
もそうじゃないですか。
「作ってるもの」よりも「見せ方」。

Aさんに言われたら腹が立つけど、Bさんに言われたら腹が立たない
もそうじゃないですか。
「言ってること」よりも「言い方」。

世の中ってそうなのですよ。要は基本的に「抽象度が低い」のです。

 

この言い方だけど、言ってることは同じだよね!
このやり方だけど、やってることは同じだよね!

と高い抽象度で気づけば、別に炎上もしないし、大量消費も起こらないし、
世の中のいろんな「炎上」は起こらないことが多いのですよ。
でも起こってる。

だから!!!
消費トラップに騙されたりするわけです。

低い抽象度のままでも、今の日本社会では衣食住に困ることはないし、
「ストレスがたまってもまた消費社会で発散させる」仕組みができあがっているので、「抽象度が低いままでも大丈夫だよ~」という暗黙の洗脳のようなものが世の中にできあがっちゃってるわけです( ;∀;)

 

消費社会の中で給与と労働をグルグル回転させるだけの消費生活に終止符がいつまでたってもうたれない。

kuriharachiaki.hateblo.jp

 新時代のじゆう論で何度も言ってますが!

抽象度は高いに越したことはないわけです。
そのほうが「いろんな余地の中から自分の意志で行動を選択できる」から。

kuriharachiaki.hateblo.jp

 だから、この手の炎上事件を見たときは、
一体、何を言っているのか?
言い方と言ってることを分けて考えると抽象度が上がります♡
無駄にストレスもたまらなくなりますよん♡

 

・借金は信用の裏返し
・失敗は挑戦の裏返し
運ゲーだから失敗するも成功するもわからんそんなことは!
・言ってることは同じでも言い方によって変わる
・世の中はまぁまぁ抽象度が低い
・抽象度は上げるにこしたことはない!

 

本日はここまで!
seeya♡(^_-)-☆b