風の時代の賢い生き方

風の時代の賢い生き方を記します。この通り行動すれば、必ず人生は幸福になります。

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え!?そんな理由でっ!?…会社を辞める際の迷いと辞めると決断したときの話

はい!こんにちはー!
今日は私が以前勤めていた東証一部上場企業を辞める際の迷いと決断について
お話してみたいと思います。

今、会社を辞めたいけど辞めれないと思ってる人や
実際もう辞めちゃってるけど後悔しちゃってる人が
ポジティブな気持ちで人生を歩いていけるような記事になってるはずよ(*^_^*)

#「迷い」と「決断」

りっすん×はてなブログ特別お題キャンペーン〜りっすんブログコンテスト2019「迷い」と「決断」〜
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人生というのはわからない。運ゲー。突然の部署異動で楽しかった会社生活が突如暗転。地獄の異動先に配属される。

私は2012年の新卒でみんなもよく知ってる東証一部上場企業に男性として就職しました。
大学生活では髪の毛の伸ばして女装して女やってみたりの男と女の二重生活をしていたので、髪の毛を切って男性スーツを着て社会に出るというのにかなり抵抗がありました。

でも、人生やってみないとわからない!

というマインドは当時から持っていたので、
「まぁ、しんどかったら辞めればいいや」くらいの気持ちで就職したわけです!


結果的にその会社の本社での研修が終わり、大阪支社にある新規営業部隊(アウトバウンドセールス部隊)に配属され、数字が上手くいかない時期もありましたけど、慣れてくると数字もよくなり、非常に楽しい時間を過ごしていました。

新卒ではありえないような高給ももらってたので・・・
「こんなに楽しくて、お給料も高くて、最高じゃん!!!」と思っていました。

部署内での人間関係もすごくよくて、実は、当時のメンバーで今でも人間関係が続いているような人もいるくらいに、めちゃくちゃ人間関係もよかったのです。

部署では一応エース的な立場にもなり、何度か賞ももらいました。営業をするのが楽しくて、新卒の女子を指導したり、イケイケ営業マンになっていましたw

あぁ、こんな生活がずっと続けばいいのになー

と思っていました。

 

数字さえやってれば自由で、個人の裁量でいろんな仕事をさせてもらえました。
はっきり言ってほかの会社だったら入社1,2年の人間には任せてもらえなさそうな仕事まで任せてもらえ、とっても楽しかったし、いろんなビジネススキームを吸収することができました。


しかし、入社2年半たったころ、いきなりマネージャーに呼ばれ、


「〇〇(私の本名)、1週間後から〇〇へ行ってくれ。辞令だ。」

 

えええええええええええええええええっ!?

 

サラリーマンなんてこんなものです。
自分の住む場所や仕事でのテリトリーを、組織の上部によって一瞬で変えられてしまうのですよ・・・

その時は、私は新規営業の部署にいましたが、自分が持ってる顧客リストも潤沢にしていたし、各社さんとの関係性も構築し、「ほぼ自動で数字が出来上がるしくみ」のようなものも作っていました。しかし会社の急な辞令によって、そういうのをすべてはく奪されるわけです。

 

でも辞令です。従うしかありません。

 

私は1週間後に大阪から名古屋へ行くことになりました。


ここからが私のサラリーマン人生の暗転の始まりです。人生って、本当に運ゲーなんですよ。

 

名古屋の部署は、ルート営業部隊でした。既存のお客様に広告を売りつける職種でした。
しかし・・・・その部署は、完全にガチガチの自由のない「上に言われたことだけをひたすら遂行するだけ」のルーティンワーク部署だったのです・・・( ;∀;)

人間関係もすごくしんどかったです。もうみんな洗脳されてるんですから・・・
猛烈企業戦士たちがたくさんいるような部署なわけですよw

 

まず、「みんなでそろって同じ行動を考えもせずに上に言われたことだけをやってりゃいい」というのが非常にストレスでした。時間管理も非常に綿密で、「何時~何時まではこれをやりなさい」というのが勝手に設定されていました。

 

あぁ、マジで無理だ(*´Д`)

 

私は配属初日にそう思ってしまいました。

 

でも、人生やってみないとわからない!

 

なので、私は一度その組織のやり方に染まってみることにしたわけです。
何事もやってみないとわからないでしょ?(^_-)-☆


大阪での仕事とはほぼ真逆の仕事をやらされるわけですよ。
大阪では「自分で考えて実行しなさい、結果は持ってこい」
名古屋では「上に言われたことだけやりなさい、結果が出なくてもみんなの数字だからOK」


こんな感じでした。


まさに名古屋での仕事は「しくみの中で動くだけの人」になっていたわけですよ。

 

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大阪時代には感じたことのない・・・


会社に行きたくない・・・

 

そんな状態に私はなっていきます。

 

初めての感覚でした。「朝起きたくない」「土日が終わってほしくない」「胃が痛い」「会社のことを思い出すのも嫌だ」こんな状態になっていました。

大阪時代は、「仕事の話でもずっとやってたい」「土日でも出社して仕事する」「会社が楽しいから土日も会社のみんなで遊ぶ」こんな感じだったのに・・・

たった1週間でこんなに状況が変わるのです。。。。

辞令、怖すぎwwwww

 

私は楽しかった大阪時代のことを思い出しては、時折、自宅で1人涙することもありました。

会社に行っても、何も楽しくない( ;∀;)

名古屋異動後、1か月後には私の心の中にこんな迷いが生じ始めました。

 

地獄の異動から1か月:結果が出ず、組織にもなじめず、ストレスがたまりまくる。「会社を辞めたい」という気持ちが生まれる。

 名古屋に移動1か月にもなると名古屋での仕事にも慣れてきましたし、
名古屋での仲のいい同僚もできていました。しかし、異動してきてから、移動前までは当たり前のように達成してきていた予算がクリアできなくなっていました。

でも、仕事内容は、ガチガチの上意下達組織の中でルーティンワークをする日々…

誰かが決めたやり方に無疑問に従って進む日々。
結果も出ない。

人形のようになって、会社内ではただただ手足を動かしてるだけのような感覚。

私はボロボロになっていきます。

この頃には、なぜか泣きたくなったり、自然と涙がこぼれるようになったりしていました。

もう、この会社、辞めようかな・・・

入社以来3年ほど、そんなこと1秒たりとも思ったこともなかったです。
初めて私の中で「この会社で勤めることに対する迷い」が生じたのです。


この頃の私の中には、2人の同居する私がいました。

いいじゃん!やめちゃえよ!楽しくないなら辞めればいいじゃん!

逃げるなよ!乗り越えろよ!

私は迷いの中で葛藤することになります。
でも日々の時計の針は進むので、ストレスでしかない日々の業務は押し寄せてきます。

どうするのか・・・・

辞める?辞めない?

日によっては、

いや、頑張れば報われる!!!このまま耐えろ!!!

という自分が優位な日もあれば、


もういいじゃん。何しにきてんの?楽しくないんでしょ?時間がもったいない。さっさと辞めればいいじゃん!


という自分が優位な日もありました。

変わらないのは、本当に仕事が嫌で、会社が楽しくないということでした。
何よりも予算が達成できない自分と、新しい環境になじめないストレスが私をむしばんでいきました。

 

地獄の異動から1~2か月:自分に嘘をつき続け、同調圧力に屈する日々

名古屋に異動当初は、それなりに自分を貫いていました。
わからないことがあったら聞き、おかしいと思うことがあれば上司に意見をしていました。

でも、そんなことが許される部署ではなかったのですよwwwww
部下は上司の言うことを、間違ってると思っても聞く

そんな場所でした。

周囲もそれが当たり前になっていて、私が上司に意見をすると、驚いたような表情をしているわけですよ。

私からすれば、おかしいと思ってることを言わないほうがおかしいと思うけどwwww

でも名古屋の部署では、「上意下達が正義」「ルーティンワークロボットになることが正義」だったのです。

その部署のマネージャーA氏にある指示を受けた際、私は「すいません、なぜこれをやるのか?その前提だけ教えてもらってもいいですか、そのほうが理解して動きやすいので」と言いました。
するとA氏は「いいから、やれよ」の一言だけ。
マジで私はストレスがたまりました。「なぜこれをやるのか」という意味すらわからず、ひたすら指示されたことだけをやるのですよ?意味不明でしょ?wロボットじゃないんだからwwwwww


すると私はA氏に事あるごとにパワハラ的な言動を受けることになります。
結果が出てないのだから当然といえば当然かもしれませんね。
「なにやってんの?」「何しにきたの?」・・・etc
マジで外に呼び出してし〇きあげようと思うくらい心の中でキレましたけど、それはやめました(絶対やっちゃだめよwwwww)


でも、名古屋において、それは当たり前でした。
他のメンバーもそれが当たり前だと思って働いているのです。

同調圧力って怖いんですよね・・・


パワハラや、おかしなことが常態化している空間にいると、
世の中だったらおかしくないことを言ってても、そのコミュニティや空間、組織では
おかしいように思えてきて、洗脳されてくるんですよ・・・


あれ、、、私のほうがおかしいのか・・・?( ;∀;)

 

 

この頃の私を支えてくれたのは、前の大阪時代の部署の同期たちでした。電話でいろいろと愚痴るのですよ…
実は名古屋の部署は「軍隊だ」というのはほかの部署やほかの支社でも有名な話だったらしく、ずいぶんと私は同情されました・・・・

最初の方は、おかしいことをおかしいという私でしたが、徐々にそれを言うのもしんどくなり、毎日のパワハラにセルフイメージが下がってしまったのもあり、反論することもなくなり、「はい」とだけ答えるルーティンワーカーロボットに成り下がっていきました。

私は同調圧力に屈したのです(*´Д`)

 

普段このブログで「同調圧力のヤバさ」をいろいろと語ってますけど、自らも同調圧力に屈した経験のある人間で、同調圧力のやばさ、それにハマった場合には正常な判断能力がなくなってしまうことも、よくわかるのですよ・・・

 

こうして私は、朝9時半~22時までの残業までの休憩時間を除いた約12時間ほど、
私は自分に嘘をつき続けました・・・( ;∀;)
「おかしい」と思う自分を殺して、自分をすり減らしながら働き続けていたわけです。

心の中では、

何やってるんだ、私
え、こんなことして何になる・・・?
言いたいことをちゃんと主張しろよ・・・

という自分がいましたが、同調圧力って本当に怖いですね・・・
私はひたすら自分に嘘をつき、人形のように会社での時間を過ごしました。

 

 

地獄の異動から2か月~3か月:お酒を浴びるように飲む日々を過ごす

ストレスたまりまくりの私は、ほぼ毎日22時の会社からの帰宅後、お酒を飲んで現実逃避するようになっていました。

9:30 出勤-22:00 会社

22:05 帰宅

22:30 BAR等へ遊びに行く

ほぼ毎日こんな生活をしてました。「通勤時間は無駄だよね」の記事でも書いたように、

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会社から徒歩3分くらいのところに住んでいた私は、昼休みでも家に帰って一人でご飯を食べました。マジで、それほどに1秒でも会社にいる時間を少なくしたいほどに病んでたのですよw

そして帰宅すると恒例行事があったのです。
会社から帰宅して部屋に入りまず第一声「ここは天国!最高!!この時間!ずっと終わらないでくれ!明日がこないでくれ!!」と叫んでいました。もはや完全に病気の域ですね・・・( ;∀;)

部屋に帰ってシャワーを浴びると、私はBARなどの夜の街に遊びにいきました。
私は名古屋の「栄」に住んでいたため、マンションを出れば徒歩圏内に歓楽街や酒場があったのですよwwwwなので、夜は毎日のようにそこでお酒を飲んで過ごしました。
お酒はすべてを忘れさせてくれたのです・・・・
名古屋時代にはおそらくお酒代だけでも毎月20万円ほどはなくなってましたね・・・( ;∀;)

まさにこれこそ、ストレスマッチポンプですよね。

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 お金を稼いでも、ストレスがたまるので、そのストレスを発散するために散財する。
またお金を稼がないといけない。そのためにまたストレスを貯める・・・

一体、自分は何のために生きているのか・・・?
なぜこんなに苦しい思いをしてまで会社に行っているのか・・・?自問自答しながらも、ストレスたまりまくりの現実の中で、お酒の中で自分をごまかし続ける日々を過ごしました。

もうこんな会社辞めちゃえばいいのに・・・
いや、逃げるのか!逃げの人生でいいのか!
相反する2人の自分が、いまだに心の中で波をたてています。その音をかき消すようにお酒を流し込む日々…

 

そして、ついに私はとんでもない状態に陥ったのです。

 

 

地獄の異動から3か月:「うつ病」認定される

 ある朝、私は目が覚めているのにカラダが動かなくなっていました。
「会社に行かなきゃ…」と考えると、カラダが硬直して動けないのです。
自分でもパニックになりました…

すぐにマネージャーA氏に電話して「すいません、ちょっとカラダが動かないので、病院行ってから行きます」。マネージャーA氏は「無理するなよ。無理だったら今日は来なくていいから」と言葉をかけてくれました。

おそらくね、これは大企業だったからこそこうなっただけなのですよ。他のブラック企業だったら「はぁ?なめんなよ?さっさとこい」とか言われそうですもの。

大企業のマネージャーってね、後述しますけど部下の中から「うつ病の人」とか「バックレる人」を出すと、マネージャー評価が下がるので、マネージャーA氏も私が弱っていることを知ると突然優しくなったのでしょうか?わかりませんけど、

でも「来なくていいから」という言葉を聞いた瞬間に、私のカラダは動くようになっていました。

お酒の飲みすぎか・・・?

と思い、胃腸も痛かったので病院に行くことにしました。
結局何事もなく、健康体だったため、会社に行こうと思えば行けたのですが、
「無理するな」という言葉に甘え、その日はなぜか名古屋の熱田神宮に参拝しに行きましたww神様に触れれば少しは心も和らぐかなと思ったのです。


そして、次の日は普通に会社に行きました。
するとマネージャーA氏が私を呼びます。個室に呼ばれました。私は「何を言われるのだろう」と思っていくと・・・
マネージャーA氏から想像もしない言葉が出てきました。

「お前さ、どうせ遊んでたんだろ?なに休んでんの?やる気あんの?風邪とか嘘だろ?どうなんだよ?本当にしんどかったから休んだのかよ?」

実際本当にカラダが動かなかったから休んだわけですが・・・
余りの言葉に私は、そのまま言葉が出なくなってしまいました。

もうこの時点でおかしくなってるわけですよ、私。
通常の私であれば、めちゃくちゃ言い返しますし、おそらくマジギレして、マネージャーにくってかかってたでしょう。。。

でもこの時の私は、なぜか言葉が出てこないのですよ・・・
一方的に暴言を吐かれ続け、私は何も言わずにただ黙っていました。

明らかに自分がおかしな状態になっていることに気づいた私は、心療内科を受診することにしました。マネージャーのA氏には「体調がまだ芳しくないので病院に行ってきます」と言って会社を出ました。

ほんの3か月前まで、イケイケで営業やってた私が…心療内科にいるのですよ…( ;∀;)本当、会社って怖いですねw


上司を選べないし、部署も選べない。完全に運ゲーの中で、人生の多くの時間を使う場所が会社という組織です・・・

 

心療内科に行くと私は「うつ病状態にある」と診断されてしまいました。
処方された薬を飲むと、すごく気持ちが楽になりました。

心療内科から帰り、マネージャーA氏に「そういえばどの病院に行ってたの?」と聞かれました。私は「心療内科です」と言いました。ここで、潮目が一気に変わることになります。

 

地獄の異動から4か月:私は放置プレイの窓際族に華麗なる転身。何も言われなくなる。

私がうつ病であると診断されたことを伝えると、マネージャーA氏の顔がみるみる変わっていきました。その日はそのまま家に帰り、翌日。

マネージャーA氏に私は呼ばれ、「うつ病か、お前も少し疲れてるんだろう。お前、明日からバカンスでもとっていいよ!」と人が変わったように優しい態度になっていました。見たこともないような作り笑顔で私に話しかけてきていたのです・・・

私は心の中でA氏の変貌ぶりに気持ち悪さを覚えてしまいます。
昨日までとは全然別人なんですものwwwww

先ほども言いましたけど、企業規模にもよりますけど、「マネージャー」などの中間管理職は部下が、離職したりうつ病などになったりすると、上層部からの評価が下がったりするのですよ。なので、おそらくA氏は、私はうつ病になってしまったことをなんとか上層部に隠ぺいしたかったのだと思います。

とはいえ、「バカンスとっていいよ」という言葉にあまりにテンションが上がってしまい、私は2つ返事で「はい!!!」と言い、その日から1週間休暇をもらいました。

休暇中は、本当に羽を伸ばしました。大阪に帰り、元の部署の仲間と飲みにいったり、いろんなことをしました。随分と気がまぎれました。

1週間後、再び会社に行くと、私は変貌したマネージャーA氏に呼ばれ、「お前、今日から好きにしていいよ。数字もやれる範囲でやってくれたらいいし」と、こうなりました。完全に私は名古屋の部署の軍隊から解き放たれたのです。目標予算も随分と引き下げられました。いわゆる窓際族への華麗なる転身ですwwww

そこから1か月くらい、本当に私はこれまでの軍隊のような「上意下達」「ルーティンワーカーロボット」状態から脱したことで、解放的な時間を社内で過ごすことになったのです。


地獄の異動から5か月:「このままでいいのか」という迷いと「辞める」という決断

ガチガチのマネージメントから解かれた私は窓際族として、本当に自由に仕事をしていました。すると、自然と数字も上がり、部署異動してきて初めて予算も達成しました。

人間って、結局内部世界(内面)のマインドで外部世界(現実)の結果も変わるのですよ!


ガチガチのマネージメントから解放され、ストレスがなくなると、数字も必然的についてくるわけです。


おかげ様で、仕事におけるストレスはかなり減っていましたが、

このままでいいのか!?!?

という自分がいたのですよ。

今の自分だったら間違いなくそのまま部署にいたでしょうねwww
「窓際で、給与水準も高いんだから、そのままいれるだけいればいいじゃんw」と思っていたでしょう。

でも当時の私はそうじゃなかったのですよ。

組織の中で、異端扱いされたまま、このまま空気のように社内で過ごしていて、
私はこの会社にいる意味があるのだろうか・・・?

結局、「会社を辞めるのか辞めないのか」という迷いが再び私の中で生じ始めます。

会社ではマネージャーA氏は、私を腫れものを扱うように接してくるわけですよ。
「大丈夫か?」「今日は気分はどうだ?」
うつ病認定されてからの態度の変わりようがすごかったです。
そういう意味ではストレスも全くなかったです。

しかしね、根本的な部分が大阪時代の前部署とは違うかったのですよ。

仕事をしていても、何も楽しくない

これが、根本的に違いました。


私は一体何のためにこの会社に通い、人生の時間を消費しているのか・・・

そんな思いが、私の「会社を辞めるか、辞めないか」という迷いを増幅させました。

そして、私はある朝ついに「辞める」という決断をします。

 

朝起きてみると、私の前髪に白髪が生えていた。「もう、辞めよう」と決断。

そんな迷いの中で過ごしていた私が、ついに「辞める」と決断する日がきます。

それは、ある朝のことでした。いつも通り会社に行く前に、スーツを着て髪の毛を整えているとき、鏡の前の私はとんでもないことに気が付きます。まだ当時26歳の私です。

私の前髪の中に白髪が生えていたのです。

その瞬間、私は「あ、やっぱり辞めよう」と決断しました。理由はよくわかりませんが、直感です。「辞めよう」と自然と思えたのですよ。

は・・・?そんな理由で・・・?

と思う方もいるかもしれませんが、それほどに私は若干26歳で白髪が生えてしまっているという事実がショッキングであり、「いかに自分がストレスを抱えているか」ということを客観的に知れる出来事になったのです。

人間ってね、意外と突拍子もない理由で決断できたりするものなんですよ。
だから迷ってる時も「あ、いつか決断できるだろ」とポジティブな運ゲーに賭けてみるのもアリだと思うのですよ。

まさかこの時も「白髪生えたら辞めよう」とか思ってなかったですしねwww


地獄の異動から6か月:次のことなど考えずに辞めた。それでも何とかなるのが日本だ。

結局、私はマネージャーA氏に「辞めます。」とその日のうちに伝えました。
マネージャーA氏は「考え直せ。またバカンスとるか?」と言ってきました。
私の心の中では、「辞める」と決めていたので、「いいえ、辞めます」と一点張り。

マネージャーA氏は「部署異動するか?」と持ち掛けてきました。
今考えれば素直に「うん」とそこで言えばよかったと思いますが、つまらない意地を張ってしまい「辞めます」の一点張りで私は貫き通しました。

するとマネージャーA氏は「わかった。理由は、家業を継ぐとかにしてくれないか?」と、持ち掛けてきたのですwwwwwwどれだけ自己保身したいんだwwwww

そうなんですよね、結局「パワハラが理由」とか言われると自分の立場が危ういので、結局私を綺麗な形で辞めさせたいわけですよ。

私はそれを見抜いていましたけど、「どんな形であれ、”立つ鳥は後を濁さないほうがいい”」というのが私の持論ですので、「いいですよ」と私は快諾。
そんなことよりも「いち早くこの会社を辞めたい」という気持ちの方が強かったというのもありました。12月まで待ってボーナスをもらってから辞めてもよかったのですがね・・・w

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 ぶっちゃけ、次の会社など決まってないし、何をやるのかなんて何も決めてなかったですよ。とりあえず友達に誘われてた事業があったくらいで。それも結局辞めてから断られたくらいなのでwww何も確かな予定もないまま辞めることにしていたのです。

結局、とんとん拍子で話が進み、有休消化の方法等を調整し、私は10月末で会社を退職することに決まったのです。

そこから、ほかの部署のマネージャー等との面談も組まれ「〇〇の部署にいかないか?」などと、ありがたいことにお誘いの話も受けました。でも私はもう「辞める」と決めていたのですべて断りました。
大きい会社だとおそらく人材流出阻止のためにさまざまな引き留め工作が行われる可能性は十分にありますね。お荷物人材だと「ういーっすwバイバイw」で終わりだと思いますが。辞める時に会社が自分自身という人材をどう評価しているのかが意外と知れたりもします。

 

最終出社日に完全女装して出社。やっぱり人生は面白くないとね。立つ鳥、ポジティブな跡を残せ!

そして、ありがたいことに、会社は私を功労者として、名古屋の支社全体をあげて「送る会」を開いてくれました。
なので有給消化をして、10月末日に1日だけ出社日があったのですよ。

有休消化前の最終出社日1日前の日に、マネージャーや関係各所や、顧客にあいさつメールや電話を済ませておきました。この先、どこでつながるかもわからないのが人生じゃないですか!引き際の挨拶はちゃんとしてる方が絶対に得です!(^_-)-☆♡



私は、有休消化中に名古屋の家を引き払う段取りや、引っ越し作業などで過ごし、
最終出社日を迎えることになります。

うーん、どうせだったら、最後に面白いことをして辞めたいなぁ( ;∀;)

そう思ったので、私は予告なしに女装をして最後出社することにしました。もちろんマネージャーにも誰にも伝えずに。


ちなみに、私は「女装をすること」に関してはfacebook等で、名古屋の支社の人がみんな知っていたのでよかったのですが、実際に私の女装姿を見た人は仲のいい人数人だけでした。

はっきり言ってガチガチの部署ですよw
そんなふざけたことをすることが許されるはずもありません。しかし、私は最後にふざけたことをして辞めようと思いました。
これは賭けでした。「は?お前なにやってんの?ふざけるな!」と怒られて終わるか
笑いが起こるか。

最終出社日、私は終業時刻ギリギリに会社に来るように言われていました。
新卒から2年半共にしてきた社員証の返却と書類にサインをするためです。その後は、お別れ会もしていただけることになっていたのでね(^_-)-☆

その時間に合わせて私は女装をしていきました。
当時は髪の毛も短かったので、ウィッグをかぶって。
きちんとオフィスカジュアルの恰好をして。
「男性なのに女装をしてるけど、きちんとオフィスの服装ルールは守る」という
このアンバランスさにシュールさを込めて。

エレベータを上ります。
うちの会社が入っていた階につきます。

チーン(エレベータ音)

フロアには誰もいません。

「真面目だなぁ・・・みんな」

本当にすごいのがサボる人が誰1人いないくらいにガチガチの部署だったのですよ・・・( ;∀;)大阪時代はもう終業時刻になるとフロアでだべってる人とかいっぱいいたんだけど・・・と思いながら、セキィリティキーを差し込み、いざオフィス内へ!!

ばーーーーーーんっ!!!!!!!!!!


皆、普通に真面目に仕事してます。

まず仲のいい社員と目が合いますwwww
その社員は笑って、ほかの社員に話しかけます。
一気にザワザワ感が広がり、笑いと視線がドア付近の私に一気に向けられます。

張り詰めたオフィス内が一気にざわざわしました。

マネージャーA氏も異変に気づきます。
マネージャーA氏がこちらを見ます。
マネージャーA氏の表情も一気に緩みます。


マネージャーA氏「お前、すごいな」


私が求めていた、何もかもが解けたようなやわらかい空気が、そのオフィス内にありました。

 

これだ・・・!!!!!!

最後の最後に、この会社で感じていたかった空気を感じれた!!!!!

こういわれた瞬間、私の中で何かがふっと溶けました。

 


私はその後マネージャーA氏と最後の書類の取り交わし等をすることになりました。

マネージャーA氏は最初、私にこう言いました。
「お前、律儀な奴なんだな。ちゃんと辞表も、最後のあいさつ文も持ってきて。
女装はちょっと・・びっくりしたけど、想像を超えすぎてなんも言えないわ。

 

ありがとう。」と。



ぶっちゃけ、マネージャーA氏のことを恨んだ時期もありました。でも、この瞬間私の中で何もかもが溶けて、マネージャーA氏が自己保身かもしれないとはいえ、私に考慮してバカンスなどを与えてくれたことに感謝しました。

 

最後は、楽しく私のサラリーマン生活は幕を閉じました。
恨みもつらみもルサンチマンもなくね!!!!

その方がいいじゃん!

人生、運ゲーなんだからw
人がこの先どこでつながるかなんてわからないし、
もしかしたら復職するかもしれないじゃんw
そんなのわからないでしょ?(^_-)-☆

 

 

これから会社を辞めるor辞めたいあなたに伝えたいこと

最後に、これから会社を辞めたい、辞めようとしてるあなたに伝えたいことを、私の経験を通して伝えたいと思います。

 

ちっぽけなプライドは捨てよう!

私は最後、会社を辞める際に部署異動や窓際配置転換とかいろいろありましたが、
結局辞めたのは「そんな位置にいてまでこの会社にいる意味はない」というプライドがそうさせた側面もあるような気がしています。

でも、今思えば「楽にお金もらえるなら、それはそれでよかったかもなぁ」と思ったりもします。もちろん、あの時会社を辞めたから今があるので後悔はしてませんけど、
ストレスがなくてお金もらえるならそれはそれでいいじゃないですかw

なので、今辞めようとしてる人も、

・部署異動できるならそれに越したことはないかもよ?
・窓際に配置転換されたとして考えようによってじゃ「安定収入得ながら時間創出できる」ことになるかもよ?
うつ病は甘えではない。それで自己防衛できるならする方が賢いぞ!


とかって考えると「むしろ人生にとってはプラス」になることもありえますよ。

おそらく人生はどっちに行こうがあまり変わらない。大事なのは「自分で決めること」

私の場合、あのまま会社で働き続ける人生も、辞めてから今ある人生も、
あまり「幸福の感じ方」は変わらないような気がしています。
もちろん「あのまま辞めなかった人生」は現実にはないので、実際に比較できたわけじゃないので何とも言えないのですがw

人生って結局「自分が決めたかどうか」が重要で、「その結果」については、
その瞬間その瞬間になって初めてわかる「意味」みたいなものがその瞬間になって初めてわかったりするものなので、人生で迷った時は「別にどっちでもそんなに変わらないだろうなぁ、大事なのは自分で決めることだなぁ」と思うようにしています。

結局、誰かのレールに乗ったり、誰かの思惑に乗ったり、誰かの言う通りにしちゃってそこに「自分はどう思うのか」「自分はどうしたいのか」という判断がない行動をするから、人間は後悔するような気がしています。

なので、私は、


迷ったら自分で決めよう!!!
どっちに行ってもそんなに変わらないから。
運ゲーだし。


と思うようにしています。
だし、実際そう思って生きるようになってから人生がかなり幸福に毎日楽しく生きれていますよ♡

 

日本では「食いっぱぐれることがない」ことが確定してる

でね!!
日本って、「働かなくても、衣食住には絶対に困らないことが確定している勝ちゲー社会」なんですよ。

 

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もはやこの日本では、


働かなくても、衣食住には絶対に困らないことが確定している勝ちゲー社会

なんですよ。

ソマリアとか、イエメンとかだとそんなことはありませんよ?普通に死にます。病気になっても、そのままです。でも、幸いあなたは日本で生まれているじゃないですか。ものすごい幸運なんですよ。


生活保護は、医療費無料ですよ?w医療も受けれます。
その上、家賃も補助してもらえて、食費も出ます。
なぜそれを使わないのでしょうか・・・


プライド?
自分をすり減らしてまで我慢するプライドに何の意味がある?

 

もう日本では働かなくても困らないんですよ。

 
はっきり言って、今の会社で人生をすり減らしてる暇があったら、辞めりゃいいじゃない!と思いますよ。

人間って、ストレスがたまるとIQが下がって正常な判断がつかなくなるので。
だから会社のパワハラ上司を絶対視したり、「会社を辞めたら生きていけない」とかわけのわからないことを考えちゃうわけです。
挙句の果てには自殺とかしちゃうわけですよね。

もっと不真面目に、我慢せずに、自分の人生を謳歌しましょう。
幸い、日本では食いっぱぐれることはないのですから。

 

 

日本には「ストレスのない会社」は意外とあるぞ。それを見つけるまで転職しまくったらいいんだよ

はっきり言って、この日本に「ストレスのない会社」って意外とあるのですよ。
その代わり給与が低かったり、規模が小さかったり、一長一短はありますけど。

そもそも一生を会社に任せて生きる生き方はアップデートすべき時代なので、
会社なんて「自分が好きなことだけして生きるまでのつなぎ」くらいに考えてりゃいいじゃないですか!

結局、会社の中でどんなにうざい先輩も、どんなにうっとおしい上司も、みんな人間なんですよね・・・。本当は、みんなに家族がいて、みんなに大切な人がいて・・・同じ人間なんですよ。

それが、オフィスという密閉空間や、キャリアとか、社会のいろんな制限とか、そういうものでいろんなものがゆがめられて、なんか「本当はものすごい可能性の中で出会った縁のある人同士」なのに、いつしか憎みあったり、嫌いあったりする関係になっちゃう。でもそれってなんだかおかしい話なんですよ。

会社って、最初はみんな同じ思いで純粋に集まってる人同士のはずなのですよ。
それがいつしか、出世争いとか、部署異動とか、さまざまな会社組織を最適化するためだけの洗脳等によって、ゆがめられるのですよ、多くの場合。

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でもそんな会社はドンドン淘汰されていく時代なので、
あなたが我慢してそんな会社に居続ける意味はありません!


とっとと辞める。
とっとと自分にとっていい会社を見つける。見つかるかどうかは運ゲーなので、それまで転職しまくる。

これでいいじゃないですかw

気づいたら1万3000文字になっていました。
長くてすいませんw

 



この話をまとめると、

★私は、順風満帆なエリートサラリーマン人生を謳歌していたのに、
突然の部署異動で、それが暗転しました。会社ってそんなもんです。

★異動先が超絶肌にあわなかって、マネージャーにパワハラを受けたので、
ストレスがたまりました。会社を辞めるかどうか迷いました。

★で、白髪が生えたので辞めました。

★最後は女装して出社しました。
マネージャーに対するネガティブな気持ちも最後はなくなりました。
立つ鳥、後を濁さないか、ポジティブな跡を残しましょう。

★で、今。結局自分で決めた退職なので、後悔してません。今は楽しく生きれています。

★なので、今会社を辞めるかどうか迷ってる人も、自分で決めて選びましょう。
人生とは、どっちを選ぼうが同じですよ、きっと。自分で選べば。

 

★ちっぽけなプライドは捨てましょう。部署異動とか窓際配置転換とか、利用できるものは利用しましょう。「楽になって給与もらえるならそれはそれでいいじゃーん!」って思うのもアリかもよ。

 

★上司を選べないし、部署も選べない。完全に運ゲーの中で、人生の多くの時間を使う場所が会社という組織です。

同調圧力は怖いです。ブラック企業等にいると「自分がおかしいのでは…?」と思ってしまうかもしれませんが、間違いなく多くの場合会社がおかしいです。

★とっとと辞める。とっとと自分にとっていい会社を見つける。見つかるかどうかは運ゲーなので、それまで転職しまくる。


★30000日しかないこの人生の中で、自分がいかに楽しいのかを追求していきましょう。



最後まで読んでくれてありがとう!
本日はここまで!

seeya(^^)/♡

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